キャットフードに含まれる成分の中で猫に必要な物は何か

人間に必要な栄養素には、「タンパク質」「脂質」「炭水化物」の3大栄養素に加えて、「ビタミン」「ミネラル」があります。猫にとっても大切な栄養素ですが、人とは少し必要性が異なります。

猫は元来肉食動物です。ほとんどの栄養はネズミなどの小動物から摂取していました。基本的に、人間のように穀物を食べる習性はありません。つまり、穀類に多く含まれる炭水化物はあまり必要としていません。

猫にとって最も重要な栄養素は、タンパク質です。タンパク質は、肉や魚、大豆、卵白、牛乳、チーズなどに多く含まれています。猫の体を作る上で不可欠な栄養素です。タンパク質は体内で22種類のアミノ酸に分解されます。これらアミノ酸で体内で合成されないものが「必須アミノ酸」です。猫の必須アミノ酸は、「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」「リシン」「トリオニン」「メチオニン」「ヒスチジン」「フェニルアラニン」「トリプトファン」「タウリン」「アルギニン」の11種類です。ネコちゃんの成長や健康維持には、これらの必須アミノ酸を摂取する必要があります。

脂質は、体内の最も効率的に蓄積されるエネルギー源です。脂溶性ビタミンの吸収を助けたり様々な働きがありますが、その中で重要なのが「必須脂肪酸」を供給することです。必須脂肪酸は、リノール酸などの「オメガ-6脂肪酸」やDHAなどの「オメガ-3脂肪酸」の2系統があり、免疫力を高めるなどの効果があります。

炭水化物は、猫にはあまり必要ないと言いましたが、全く不必要なものではありません。野生の猫でも、獲物の中には炭水化物が含まれています。一般的に猫の必要な栄養素の配分では、タンパク質25%以上、脂肪25%~30%、炭水化物33%以内となっています。この程度の炭水化物の量なら問題はありませんが、40%以上含まれているキャットフードの場合、消化不良などがおこる可能性があるので注意が必要です。

ビタミンは猫にとっても、代謝をサポートする大切な栄養素です。また、ミネラルは、骨を強くしたり代謝を良くする働きがあります。

ドライキャットフードなどの総合栄養食は、愛猫に必要な栄養素をバランス良く配合されています。総合栄養食であれば、ネコちゃんに必要な栄養はきちんと摂取できますね。

【参考】
タンパク質が多いキャットフードがいい理由 http://www.amppr.org/tannpakusitu.html
タンパク質含有で選ぶキャットフードに関して http://www.psfn.org/tannpaku.html
穀物を使っていないキャットフード http://phantomthefilm.com/kokumotu.html
高たんぱくなキャットフードhttp://www.omnicomassociates.com/honrai.html
成分面でキャットフードを分析 http://www.netgamermt.jp/seibunnmenn.html
猫に野菜は必要か?野菜入りのキャットフード http://www.birou-avocat.com/blog/index.php#contents

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