キャットフードの添加物(赤色着色料)

着色料は様々な食品に使われています。着色料の目的は、食べ物の見た目を良くしたりカラフルに見せたりするためです。特に赤色は「美味しく見せる」ことがメインの使用目的になります。

例えばキャットフードを選ぶ場合、赤みを含んだものは美味しそうに見えますよね。誰でも美味しそうに見える方を選ぶのは当然です。メーカーとしても愛猫家に選んでもらうために着色料を配合しています。

着色料には、大きく「天然着色料」と「人工着色料」があります。天然着色料は植物や動物から抽出された天然由来のものです。安全性は高いですが、人工のものよりは着色力は劣ります。

人工着色料は石油を原料とした工業薬品で作られます。「タール色素」とも呼ばれ、衣料品や食品など幅広く使われています。タール色素と聞くだけで、「体に悪い」というイメージを持つかもしれませんが、タール色素の中でも安全性の高いものが、「食用タール色素」として使用されているのです。

しかし、食品に使われているから100%安全と言う保証はありません。赤色着色料の中では、「赤色102号」「赤色40号」「赤色3号」の危険性が問題視されています。

赤色102号は、アメリカやカナダ、ベルギーでは発ガンやアレルギーを引き起こす危険性があるという理由から食品での使用は禁止されています。イギリスの食品基準庁は「注意欠陥障害」や「多動性障害」に影響あるとして、2007年にメーカーに対して使用の自主規制を要請しました。また、赤色3号は「発ガン性」が指摘され、欧米では食品での使用は禁止されています。赤色40号は、1991年まで日本では輸入がされていましたが、アメリカやオーストラリアでは食品添加物としての使用が認められています。

人工着色料の安全性に関しては様々な意見があります。日本においても食品安全委員会が調査をしています。そういう意味では、過剰に摂取しない限りは安全と言えるかもしれませんが、危険なものは避けるという姿勢も大切です。

天然の着色料は、人工的な着色料よりは鮮やかではありません。見た目の美味しさは感じられませんが、愛猫の健康のためには安心安全です。

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